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憲法への招待 (岩波新書)

憲法への招待 (岩波新書)
By 渋谷 秀樹

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  • 発売日: 2001-11
  • 版型: 新書
  • 219 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
「憲法は守らなくてはならないか」「首相の靖国神社参拝はなぜいけないか」「問題のない教科書をつくるには,検定が必要なのか」「首相はなぜ国会で決めるのか」など,24の問いに答えながら,日本国憲法の思想と骨格を平明に解説.私たちと憲法の関係を知るのに最適な,市民のための憲法入門.

内容(「BOOK」データベースより)
「憲法は私たちが守らなくてはならないものか」「首相の靖国神社参拝はなぜいけないか」「問題のある教科書をなくすには、検定が必要か」「国民代表が決めた法律を、裁判所が違憲・無効とできるのはなぜか」など、二四の問いに答えながら、日本国憲法の思想と骨格を平明に解説。私たちと憲法の関係を知るのに最適な、市民のための憲法入門。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
渋谷 秀樹
1955年兵庫県加古川市生まれ。1984年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程満期退学。現在、立教大学法学部教授。専攻は憲法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

この招待には応じるべき。5
本書は日本国憲法のについての入門書です。
特色としては、憲法の体系に沿っていわゆる論点を24個ピックアップし、
読み切り形式で解説していることが挙げられます。

各論点につき、判例や基本原理、
さらには日本法のベースである欧米の憲法・法思想にも目配りして解説がなされています。

全般的にオーソドックスな記述なのですが、
ところどころに渋谷教授独自の見解がちりばめられており、
現在憲法の講義を聴いている人には大いに参考になると思います。

なお、あとがきの、憲法論議の過剰と過少という話は、
まさに昨今の憲法をめぐる状況を的確に言い表していると感じました。

最適!5
本書は芦部「憲法」の副読本として使うのが一番です。

憲法の入門書として書かれてはいるのですが、内容は大学の法学部で学ぶ憲法の授業を噛み砕いてわかりやすく説明しようというものです。
一般の方が憲法について触れようというよりも、法学部の学生や資格受験生が憲法の理解を深めるのに役立ちます。

もともと憲法は抽象的でわかったようでいまいち理解しきれない科目です。
本書は、いわば身近な具体例を通じて憲法の体系書では理解しきれないところを具体的に考える材料を提供してくれています。

深いがあっさり読める入門書4
タイトルから明らかなように入門レベルの本である。高卒程度の読書力があれば誰でも読めるだろう。
憲法の通説体系を、靖国参拝問題・ポルノ問題等の具体例を通じ説明する。きちんとした学者が書いたオーソドクスな入門書であり記述に信用がおけること、媒体が岩波新書であり入手しやすいことが本書の特徴。ありがちな誤解をただしていたり、一部高度な議論も含まれていたりと、個人的にもお勧めである。
単体の入門書としても利用できるが、お勧めなのは、芦部『憲法』等一般的教科書の副読本として使うことだ。本書は、通説の背景となる考え方を、具体例を通じデスマス体で平易に記述しており、教科書の抽象的な記述を補うのにうってつけだ。法学部の生徒であれば、大学一年の夏くらいまでに読んでおくと学問的理解がすすむだろう。