愛蔵版 星の王子さま
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商品の説明
In 2000 Harcourt proudly reissued Antoine de Saint-Exupéry's masterpiece, The Little Prince, in a sparkling new format. Newly translated by Pulitzer Prize-winning poet Richard Howard, this timeless classic was embraced by critics and readers across the country for its purity and beauty of expression. And Saint-Exupéry's beloved artwork was restored and remastered to present his work in its original and vibrant colors. Now Harcourt is issuing uniform full-color foreign language editions. The restored artwork glows like never before. These affordable and beautiful editions are sure to delight an entire new generation of readers, students, children, and adults for whom Saint-Exupéry's story will open the door to a new understanding of life.
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #59788 / 本
- 発売日: 2000-11
- 版型: 単行本
- 142 ページ
エディターレビュー
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著者の生誕100年を記念し作られた復刻版。挿絵は著者自身が描いた米オリジナル版そのままの絵が載せられている。これまで親しんできた挿絵と比べると輪郭がはっきりしていて鮮明、そのほかにも「ささいな違い」を見つけながら読み進めていく楽しみもある。
本書は、ストーリーの展開を楽しむ意味においては子ども向けだが、むしろ大人向けのメッセージに満ちていて、本来人間には「心の目」が備わっているということを呼び起こされる。その、真実を見ることのできる「心の目」をもって、大切にしていかなければならないモノを感じ取り、それを生かしていくことで人は豊かになれるはずなのだが、さまざまなことに心を奪われ見えなくなっていき、やがて見ようともしなくなる(王子が訪れた星に住む大人たちは点灯夫以外その象徴のようでもある)。
キツネの言葉「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目には見えないんだよ」は著者からの、大人、そしてこれから大人になる子どもたちへの警鐘なのかもしれない。(加久田秀子)
出版社/著者からの内容紹介
圧倒的な人気を持ってきた単行本『星の王子さま』(1962年刊)を,作者サン=テグジュペリの生誕100年を記念して刊行した『オリジナル版 星の王子さま』と同様,アメリカで出た初版本に合わせて改訂いたします.今回新たに,作者の手になる素描淡彩6葉(モーガン・ライブラリー所蔵)と年譜を巻末に付します.
内容(「BOOK」データベースより)
サン=テグジュペリ(1900‐44)生誕100年記念。世界中で愛読されている不朽の名作を、アメリカで出された初版本にもとづいて改訂した新しいエディション。巻末には、ニューヨークのモーガン・ライブラリーに所蔵されているサン=テグジュペリの草稿やデッサンの中から選んだ素描(淡彩)6葉を付しました。『星の王子さま』の創作過程をたどることのできる貴重な資料です。小学5・6年以上。
カスタマーレビュー
フランス語学習者ならぜひ一読を!
フランス語の基礎的文法事項と、1000語程度の単語をマスターした、という方が、さてフランス語の物語で何か読んでみたいなと思ったときに最適なのがこれだと思います。
そしてこれを読み終えた後でも読む前でもどちらでもよいので、日本語版「星の王子様」と是非比較検討して、フランス語のニュアンスを感じてみてください。
様々な面からの哲学の本
4回読み直した。サン=テグジュぺリの本は、どれも難しい。その中でも「星の王子さま」は、私が長くそれを考え続けている本だ。
私は、小学5年生の時はじめて読んだ。その時、意味が分からないところはとばした。
2回目は中学一年生のとき、本文始めの4ページだけ繰り返し考えていた。どうして冒頭は「レオン・ウェルトに」で始まるのか。ウワバミの話も謎だった。
次の読書は、本文を場面ごとに切り取りながらだった。バオバブの手入れ、王子さまの薔薇、別の星を旅して其処此処で出逢った人たち、地球に着いたばかりの王子さまと友達になるキツネ・・・。
読めば毎回、神妙な気持ちになってしまう。素直に読もうとする必要がない。そして、自分が変化しているという発見を見つけてしまう。
私は、バオバブの手入れの様子をテグジュぺリが書いたのは、王子さまの星を説明するためだけだと、思っていた。
けれど、3回目でバオバブの険呑さの描写と<おーい,みんな,バオバブに気をつけるんだぞ!>という言葉は、抜かしてはいけない部分だと気付いた。
バオバブは手入れは面倒でも、ほおっておいたら根が星を突き通して、その星が小さくバオバブが多いと星が破裂してしまう。それは、私たちの日常にも当てはまることだ。自分の態度をいい加減にすれば、他人とは上手くいかなくなる。何かの作業を中途半端にしていれば、その過ちは多くなる。
当たり前だけれど、こういう些細な部分からも、王子さまの生きかたや考えに感心した。
何処かで躓いて、自分の生き方に悩む。誰にでもあるコト、それは大切なコト。自分の悪い部分を見つめるのは、苦しい。誰だって見たくないし、背けたままでも上手くやって行けるならそうするという人は多い。
4回目は最近。ストーリーが終わりに近づいてゆくところを中心に読んだ。王子さまが砂漠から消えてゆく中で、言う言葉。
「ぼくは,あの星のなかの一つに住むんだ。その一つの星のなかで笑うんだ。だから,きみが夜,空をながめたら,星がみんな笑ってるように見えるだろう。すると,きみだけが笑い上戸の星を見るわけさ」
これは、死について語っている。この場面での王子さまの言葉は、優しく落ちてくるのに悲しくやりきれない気持ちにさせる。残してゆくのと、残されるの。どちらも、同じ重みを背負っているけれど、僅かに残してく方に傾いている気がする。
「ぼくの花,そのうち消えてなくなるの?」
「うん,そうだとも」
この本は、生きてゆくなかで変わってゆかない哲学が記されている。だから、約60年経っても世界中で親しみ読まれているし、オリジナル版として挿絵を考慮して2000年に出された。とてもすごい本だと言える。これからも、イロイロな人の手に渡ってゆく。誰かの心の中で、大切にされてゆく。私だってこの本と、自分の死が近づく頃まで向き合い続ける。本からのメッセージに完全なものなんてないけれど、そうだから私たちは自分で考えていかなくてはいけない。
この本を、子供向けの児童書だと思っていた私が恥ずかしい。もちろん、子供に読み聞かせるのも素敵なことだ。けれど、この本は哲学としての方が相応しい。ホントウの大人になる上で、避けてしまわないほうがいい。イロイロな損をするから。
大切なものは目にみえない
「金で何でも買える、解決がつく」
そんな時代だからこそ、病んだ現代人に
「星の王子さま」は、人間の原点へ引き戻してくれます。
挫折を味わっている人にこの本を渡しました。
その人は、みんながうらやむところから、ある事故で
自分の夢をいっぺんに失ってしまい、途方に暮れていました。
毎日泣いていました。
この本を渡してから、笑顔が戻りました。
大切なものは目に見えない。
目に見えないからこそ、自分で感じなければならない。
まさにそれは「人の心」なのです。
この本は読み方でいろいろな目に見えないものを
感じとることができると思います。





