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モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)

モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
By ミヒャエル・エンデ

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  • Amazon.co.jp ランキング: #1998 / 本
  • 発売日: 1976-09
  • 版型: 単行本
  • 360 ページ

エディターレビュー

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   冒険ファンタジー『はてしない物語』の著者であるミヒャエル・エンデが贈る、時間どろぼうと風変わりな女の子の物語である。文章のみならず、モノクロの挿絵までもエンデ自身が手がけた本書は、1974年にドイツ児童文学賞を受賞。小学5、6年生以上から大人まで幅広い年代の人たちが楽しめる、空想力に富んだ小説だ。

   円形劇場の廃墟に住みついた、もじゃもじゃ頭で粗末な身なりをした不思議な少女モモ。黙って話を聞くだけで、人の心を溶かし悩みを解消させる能力を持った彼女のまわりには、いつもたくさんの大人や子どもたちが集まっていた。しかし「時間」を人間に倹約させることにより、世界中の余分な「時間」を独占しようとする「灰色の男たち」の出現により、町じゅうの人々はとりとめのないお喋りや、ゆとりのある生活を次第に失っていく。

   本書は、時間どろぼうである「灰色の男たち」とモモの対決というスリルあふれる展開を通して、1分1秒と時間に追われる現代社会へ、警鐘を鳴らしている。たとえば、モモの友だちだったニノが「スピード料理」の店を始め、大繁盛しているせいで他人とわずかな世間話をする暇もないというように、時間を盗まれた人たちは、現代の私たちの姿そのものとして描かれている。昨今、モモのように際限のない時間の中で、空想をめぐらせ楽しむ生活はほとんど忘れられている。子どもばかりでなく、忙しい大人たちにも夢見ることの大切さを教えてくれる本だ。(砂塚洋美)

出版社/著者からの内容紹介
「時間」の真の意味を問う,ドイツの作家ミヒャエル・エンデ(1929-95)の人気ファンタジー『モモ』.しゃれた造本で,やや大人向きの美しいスペシャル・エディションをお届けします.

内容(「BOOK」データベースより)
時間におわれ、おちつきを失って人間本来の生き方を忘れてしまった現代の人々。このように人間たちから時間を奪っているのは、実は時間泥棒の一味のしわざなのだ。ふしぎな少女モモは、時間をとりもどしに「時間の国」へゆく。そこには「時間の花」が輝くように花ひらいていた。時間の真の意味を問う異色のファンタジー。小学5・6年以上向き。


カスタマーレビュー

エンデからのメッセージ5
モモと同じくらいの年に初めて読んでから10年以上。
読むたびに心に響くメッセージが増えていきます。
読めば新しいメッセージをもらえることがわかっているので、
何かに迷ったとき、必ずこの本を開きます。

最近私がもらったメッセージは・・・
『本当にそうしたいのなら、待つこともできなくてはいけないね』
というマイスター・ホラの言葉です。

私の中でずっと大切にしているメッセージはベッポのこの言葉。
『一度に全部のことを考えてはいかん、次の一歩のことだけを考えるんだ。
すると楽しくなってくる。楽しければうまくはかどる。これが大事なんだ』
「モモ」は私の宝物です。

読み手により姿を変える本5
良い本は、読み手の力量と心の置き所に合わせ姿を変
 える。この本もそんな一冊です。

 この本での中心となる「時間」。
 それは私にとって「お金」に置き換えられました。

 「お金」のために働いていた時期がありました。
 目標が「お金を貯める」ことだったんです。
 お金が貯めることが目標で、そのお金を何にするかな
 ど考えていなかった。

いざ、貯まってみると、それをどうにも出来ない自分
 がいることに呆れてしまった。そんな1年程前の私を
 思い出します。

 本当の自分がどこにあるのか。
 本当の私の目的が何なのか。
 本当の私の人生とは何なのか。

 もっと、早くこの本に出合えていればよかった。
 少なくとも、10年くらい前に読んでいればよかった。
 

 でも、今読めてよかった。
 これからの自分をじっくり考えることが出来る。

 皆さんがこの本を読んだら、この本はどんな姿を見せ
 るのでしょうね。楽しみです。

不思議な時間4
忙しくしていなければ、不安になってしまう全ての人に読んでもらいたい
お話です。社会人になって当たり前のように感じてしまっている考えを

一度この物語を読んで、自分は何の為に日々忙しいんだろう?と素直にみつめ直すきっかけになると思います。僕は子供の時、この話に出会えなかったけど今の自分のタイミングにぴったりだったので是非大人の人に読んでもらいたいと思います。