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自由の平等―簡単で別な姿の世界

自由の平等―簡単で別な姿の世界
By 立岩 真也

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  • Amazon.co.jp ランキング: #172712 / 本
  • 発売日: 2004-01
  • 版型: 単行本
  • 390 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
働ける人が働き,必要な人がとる.頑張った人におまけはしても,必要な人を妨げることはしない.一人一人が生きていくこと,そのための自由を守ることこそ,なにより大切なことだから.「自由の平等な分配」から始まるオルタナティブな世界への道筋を,気鋭の社会学者が広範にそして克明に検証した意欲作.

内容(「BOOK」データベースより)
少子高齢化、不況と失業、逼迫する財政。私たちの不安をかき立てる社会状況への対処法として近年もてはやされるのは、自己決定と自己責任、能力主義と自由競争であり、社会全体の調整・介入は批判されがちである。本書は、リバタリアニズム(自由至上主義)やリベラリズムのこうした磁場に対抗して、自ら障害者の介護や医療問題にも積極的に関わる気鋭の社会学者が、必要なものを必要な人に届けるための社会的分配の正当性を、さまざまな角度から徹底して考察したものである。

内容(「MARC」データベースより)
働ける人が働き、必要な人がとる。必要なものを必要な人に届けるための社会的分配の正当性を、様々な角度から徹底して考察。「自由の平等な分配」から始まるオルタナティブな世界の姿。『思想』に掲載されたものをもとに上梓。


カスタマーレビュー

「所有」と「分配」にこだわって5
この人の書くものを読むと、いつも議論のねばり強さに圧倒される。しかも昔より読みやすくなってきている。「私が作ったものが私のものであることを認めることができない…財のすべてが、またその人の生産した財のすべてがその人の存在に関るとは考えない」という「私的所有」への懐疑論の構図が、だんだん見やすくなっているのだ。「思想」の進化である。ご本人は「簡単で当り前のことを、ずっと言い続けているだけ」というだろうが、しかし彼の論述が難解なのは明らか(?)である。それでも同じ主張を微妙に発展させながらくり返し論じているので、ポイントが明瞭になってきている。

一冊の書物として、関連文献リストとしてもすぐれている。「あとがき」にいわく、本人が全部の本をちゃんと読み込んでいるわけではないそうだが。わざわざ断っている所が彼らしいといえば彼らしい。まあ、熟読しても理解できない人間だっているのだから、別にいいんだけど。

とりあえずレビュー4
 議論は大変に面白くて、一頁ごとに、刺激にあふれていますが、ページ単位の議論の中身が濃く、立岩さん独自の、論理そのものがストレートに表出しているような文体がパラパラと読むことを許さず、読み終えるのが大変です。
 体力のあるときに読みましょう。

 これからもう一回読みなおします。