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My Sister's Keeper: A Novel

My Sister's Keeper: A Novel
By Jodi Picoult

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おすすめ度:

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  • 発売日: 2009-05-19
  • オリジナル言語: 英語
  • 版型: マスマーケット
  • 528 ページ

エディターレビュー

Publishers Weekly
   ピクート(『Second Glance』ほかの著者)の11冊目となるこの本は、子どもが重病と診断されたときに家族がしなければならない選択を、哀感と思いやりをこめて描いている。安楽死(『Mercy』)や10代の自殺(『The Pact』)、衛生保護法(『Second Glance』)のような議論の余地のあるテーマに取り組んでいる著者は、遺伝子設計や病気治癒を目的に子どもをもうけることと、その結果生じる倫理的、道理的問題に目を向ける。

   ケイト・フィッツジェラルドは珍しいタイプの白血病を患っている。彼女の妹アナは、体への負担がしだいに大きくなっていく治療に代わるものとして、血液や臓器のドナーになることを目的に作られた子どもだった。13歳の時、アナは弁護士を雇い、腎臓移植の計画に関して、自分の体をどう使うか自分で決める権利を求めて両親を訴えることになる。一方、なおざりにされていた長男ジェシーは家を出て放火し、消防士をしている父ブライアンが必然的に、それを消し止めることになる。著者は、それぞれの登場人物の意志や見解を明らかにするため、複数の視点を導入しているが、その推移はいつものようになめらかではない。フラッシュバックの場面は唐突で、子どもたちの母親セーラは、これまでの作品の人物たちほどリアルには描かれていない。セーラが献身的にケイトに接するのは理解できるが、裁判にいたるまでのアナの苦境をまったく理解してやれないというのは信じがたいし、むかし取得した法学位を持ち出して、このような複雑なケースで自己弁護することになるというのも受け入れがたい。それでもピクートは、入り組んだテーマを、明瞭、果敢な姿勢でみごとに深く掘り下げ、胸を締め付けられるような予想外の展開で物語を締めくくっている。
Copyright © Reed Business Information, a division of Reed Elsevier Inc. All rights reserved.

From Publishers Weekly
The difficult choices a family must make when a child is diagnosed with a serious disease are explored with pathos and understanding in this 11th novel by Picoult (Second Glance, etc.). The author, who has taken on such controversial subjects as euthanasia (Mercy), teen suicide (The Pact) and sterilization laws (Second Glance), turns her gaze on genetic planning, the prospect of creating babies for health purposes and the ethical and moral fallout that results. Kate Fitzgerald has a rare form of leukemia. Her sister, Anna, was conceived to provide a donor match for procedures that become increasingly invasive. At 13, Anna hires a lawyer so that she can sue her parents for the right to make her own decisions about how her body is used when a kidney transplant is planned. Meanwhile, Jesse, the neglected oldest child of the family, is out setting fires, which his firefighter father, Brian, inevitably puts out. Picoult uses multiple viewpoints to reveal each character's intentions and observations, but she doesn't manage her transitions as gracefully as usual; a series of flashbacks are abrupt. Nor is Sara, the children's mother, as well developed and three-dimensional as previous Picoult protagonists. Her devotion to Kate is understandable, but her complete lack of sympathy for Anna's predicament until the trial does not ring true, nor can we buy that Sara would dust off her law degree and represent herself in such a complicated case. Nevertheless, Picoult ably explores a complex subject with bravado and clarity, and comes up with a heart-wrenching, unexpected plot twist at the book's conclusion.
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カスタマーレビュー

とにかく騙されたと思って読んでみてください5
テーマは命に対する、幾重にも重なる想い。其々の主要な登場人物に対して「自分だったらどうするだろう・・・どう感じるだろう・・・」と考えずにはいられず、また其々の登場人物の想いはどれも自分にも当て嵌まりそうで、切なさに溢れる。読む事を中断するのが非常に勿体無いと感じる秀作。
この作品に託した作者の意図は、読後も読者に、“自分または家族”対“最先端医療”と、果ては生き方・死に方についてまで考えさせるだろう。
非常に重いテーマの小説だが、文体は読み易く、読後感はテーマの重さに比べて爽やかなのも嬉しい。この作者に嵌りそうです。

私は三児の親だが、このような場合にはどうするだろうか5
驚きと賞賛をもってこの本を読み終えた。この本はアマゾン・コムのホームページをなんとなく眺めている時にたまたま見つけたもので、星五つの評価とカスタマーレヴューに惹かれて注文した。

 13歳の少女アンナは産まれてこの方健康体であるにもかかわらず何回か手術をしてきた。それは彼女の3歳年上の姉、ケイトの白血病治療のためにリンパ液や骨髄を移植してきたからである。

この話はこの小説の内容に近いある実話を元にして作られたと言うが、まず私が驚くのは、親として今居る子供への支援を求めるためにまだ居ない子供を作るなどということが、人道的に倫理的に赦されることだろうか、ということである、いや、そのようなことを問う前に、人間としてこういう発想を果たしてするだろうかということである。

作者は、母親の取った行動を責めるわけにはいかない、ということを言おうとしているが、そのあたりの母と子、サラとアンナ或いは息子のジェスとの接し方の表現が細やかに伝えられていないと私は感じた。このような感情の表現は日本の作家の方がうまいかもしれない。それに対して父親・ブライアンのアンナに対する接し方は粗い表現のなかにも親と子の信頼関係を読み取ることができて感じがよかった。
アマゾン・コムでの評者のうちの一人が言っていたが、多くの人に読んでもらいたい本である。

読み始めたら止まらない一冊5
特殊な白血病を患う少女の家族を中心に、家族愛、生命の尊厳、ドナーの抱える精神的重圧、健康である兄弟が抱える喪失感、10代の少年少女の成長、男女の愛が丁寧に描かれている読み応えある1冊です。盛り沢山のテーマですが、チャプター毎の焦点を、一人の人物に合わせて書く事によって読みやすく上手にまとめ上げています。物語の視点が、誰か特定の登場人物によるものではないので、それぞれの人物に共感しつつ一気に読みきれること請け合いです。

個人的には、一番最後に「母」の章をもう一つ欲しかった気がするのですが、あえて全てを書かない所に、読み手の想像力がかき立てられていいのかもしれません。

ピクート女史から頂いたメールによると、2005年の秋に、日本の出版社へ翻訳権を譲渡されたようなので、近く日本語版も出版されるはず。細やかな心情がどのように訳されているのかにも興味が湧きます。

とにかく、一人でも多くの人に読んでもらいたい一冊です。