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さよならみどりちゃん [DVD]

さよならみどりちゃん [DVD]
監督: 古厩智之

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  • Amazon.co.jp ランキング: #1404 / DVD
  • 発売日: 2006-02-24
  • アスペクト比: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 形式: Color, Widescreen
  • オリジナル言語: 日本語
  • 実行時間: 90 分

エディターレビュー

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   平凡なOLのユウコ(星野真里)はカフェの軽薄な店員ユタカ(西島秀俊)に抱かれるが、彼にはみどりという彼女がいるという。ユタカに嫌われまいと、何も言わずに彼と付き合い続けるユウコ。無理やりカラオケスナックのホステスにされたり、まだ10代のグラマラスな店員・真希(岩佐真悠子)にユタカをめぐってライバル宣言されたり、ぎくしゃくしながら曖昧な関係は続いていくが…。
   南Q太の同名コミックを原作に『ロボコン』の古厩智之監督が等身大の女性の恋愛心理を巧みについた秀作。これが映画初主演の星野真里のはかない存在感が実によく、女優としてのステップアップを見事に体現しえている。また同性から見るとイライラしてくるほどに、西島の駄目男ぶりは板についていてうまい。またカラオケスナック内の描写などもほどよい猥雑感で捉えられており、それがラストのカタルシスにも繋がっている。(増當竜也)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
漫画家・南Q太の名作を『3年B組金八先生』の星野真里、『メゾン・ド・ヒミコ』の西島秀俊主演で映画化したリアルな恋愛ドラマ。憧れのユタカと一夜を共にしたゆうこは、彼から恋人“みどりちゃん”の存在を告げられる。

内容(「Oricon」データベースより)
片想いの相手に嫌われたくないがために、彼の勧められるままに昼はOL、夜はスナックのバイトをする一途な女の姿を描いた、南Q太原作のコミックを実写映像化したラブストーリー作品。星野真里、西島秀俊、松尾敏伸ほか出演。


カスタマーレビュー

切ない4
「ユタカの体温が高くて私は離れられない。」

どうしようもない男に、どうしようもないほどはまってしまう、主人公のユウコ。

どうしようもない男性ほど魅力的。
それはある意味女性に映る真実なのかもしれない。好きな人にいわれたから、とホステスになっちゃうユウコに、それはないよ!って思いつつ、
離れられないのは同時にわかるなーと共感。

印象的なシーンは、やはり最後に自分の気持ちをぶちまけるシーンだった。
それは夕方。ユウコの部屋。ユウコにとっていつもとは意味合いの違う事が終わったあと。
「私の事を好きになって」
ユウコは裸。
無言で背を向けたままのユタカに、泣きじゃくる。
それまで見せていなかったユウコの華奢な胸が、
やたら印象的なのは、傷ついた心やはかなさ、それまでユウコが抑えていたものを一気に露呈しているから。
結構衝撃的なヌードシーンだった。

やたらとセックスシーンが多いのに、ユウコが一番自分をさらけ出しているのは最後のカラオケのシーン。最後に残るのはセックスじゃないんだなって思った。

14番目の月4
この映画を見た人で星野真里のヌード狙いだった人は
「貧弱な体でがっかりした」「あんな体で脱ぐ必要はあったのか?」と
酷評する人が多いけれどそもそも星野真里はグラビア出身でもないし
服の上からでもいい体してるとは到底思えないのでそんな期待に胸(と下半身)
膨らませて見る方がいけない。そして脱ぐ必要はあったのか、という人に対しては
「あった」と言い返したい。この作品はユタカ(西島秀俊)とユウコ(星野真里)の
セックスしている関係を主軸にして話が進む。何度も出てくるセックスシーンで
よくあるギリギリヌード(乳首のみ隠す)に逃げることもできるが
星野真里がフルヌードになるのは最後のみ。ユタカへそれをいったら二人の関係はおしまい
になるがずっとずっと心のなかで抑えつけておいた想いをすべてぶちまけるシーン。
心も体も素っ裸で、その貧弱な体で、泣きながらユタカ(ついでに西島秀俊の尻を出して
素っ裸)に想いを告げることにこのシーンは意味があったのだと思う。
そしてラストに続く星野真里のはじけたカラオケにも意味がある。
人前で歌えないこととユタカへ想いを告げられないことが平行して進むシナリオのなかで
最後の最後で一気に抑圧から開放されたことを見る側に伝えているのだ。
星野真里の裸よりもこのはじけたカラオケのシーンのほうが好きだ。
一言で総括するとこの映画は「ろくでなし男とそれに惚れるダメ女の話」
だがこのはじけたカラオケシーンに小さな「救い」が見えた。

ハートせつなく、そして...5
瑞々しい青春映画で定評のある古厩智之監督、初の『恋愛映画』です。ヒロインが惚れる男はひどい男で、そんな男を好きで好きでたまらないヒロインゆうこも、ダメな女だ。でも、そんな男と女のゴチャゴチャしたみっともない関係こそが、この映画のメインテーマともいえます。いつもながらのツボを心得た演出、効果的な風景と巧みな撮影に加えて、駆け抜けていく青春も、いつのまにか終わるものだと痛切に感じさせる...。

ヒロインのゆうこを演じるのは星野真里。サラリと脱いでくれたのは、よかった。なんか生々しさというか、ヒロインの心の揺れ動きとともにリアリティがあるのだな。(笑) そして、ユタカを演じる西島秀俊。ちゃらんぽらんで、女好きの男。何でこんな男に女はホレてしまうのか、と思わせるそんな男。似合ってました。

ゆうこは、どこまで行っても二番手だった。だけど、封印していた告白の言葉を、ついに口にしてしまう。そして、残酷(?)なラストとエピローグ。『あなたの気持ちが、読みきれないもどかしさ。だからときめくの。愛の告白をしたら最後、その途端終わりが見える……。』本当に、ちょっとビックリするほど本作にピッタリくる。ユーミンの曲を歌うゆうこ。歌は、確かに下手なんだけど、それが逆にこの場面には合っている。古厩監督の優しさが、彼女への展望を与えたのかもしれない、と思う。