本を読む本 (講談社学術文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #1233 / 本
- 発売日: 1997-10
- 版型: 文庫
- 265 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、1940年米国で刊行されて以来、世界各国で翻訳され読みつがれてきた。読むに値する良書とは何か、読書の本来の意味とは何かを考え、知的かつ実際的な読書の技術をわかりやすく解説している。初級読書に始まり、点検読書や分析読書をへて、最終レベルにいたるまでの具体的な方法を示し、読者を積極的な読書へと導く。単なる読書技術にとどまることなく、自らを高めるための最高の手引書。
著者紹介
【M・J・アドラー】
1902年生まれ、コロンビア大学卒業。シカゴ大学哲学教授、哲学研究所所長、エンサイクロペディア・ブリタニカ編集長などを歴任。
【C・V・ドーレン】
1926年生まれ。コロンビア大学卒業。同大英文学教授を経て、エンサイクロペディア・ブリタニカ・インコーポレイティッド副社長。
【外山滋比古】
1923年愛知県生まれ。東京文理科大学卒業。東京教育大学、お茶の水女子大学、昭和女子大学教授を経て、現在、お茶の水女子大学名誉教授。
カスタマーレビュー
意欲的な読書のために
この本は、読むに値する良い本を知的かつ積極的に読むためのの心得を述べたものです。
読書には段階があり、それは初級読書、点検読書、分析読書、シントピカル読書とだんだんと高度な読み方になるということです。
この本を読んで、納得したのは以下の部分です。
意欲的な読書のためには「読んでいるあいだに質問すること。その質問にはさらに読書を続けているあいだに、自分自身で回答するように努力すること。」という約束事を守らなければなりません。そしてその質問とは、全体として何に関する本か、何がどのように詳しく述べられているか、その本は全体として真実か、あるいはどの部分が真実か、それにはどんな意義があるのか、という4つの質問です。
最後に、この本にこの4つの質問を適用してレビューを終わりたいと思います。
この本は教養書や解説書をどのように読んだらいいかという本です。
読書には段階があり、ひとつひとつの段階の読み方について、どのようにして読んだらいいのかという実際の方法が述べられています。
この本にかかれていることは全体として真実です。(と思いました。)
この本を読めば、今までよりも有意義な読書をする方法がわかります。
本質を読む・・欧米式読書技術
欧米には、学校教育の中で読書技術を指導する伝統がある。物語を語り聞かせて自分の言葉で語らせるところから始め、要約、分析、解釈、批判の技術などが段階的に指導され、高校生ともなれば、全ての技術を駆使して難解な哲学論文や言語学関係の論文、高度な内容の文学作品を本当の意味で「読める」ようにカリキュラムが組まれている。さらには、歴史、社会学、経済学、政治学などあらゆる教科で必要な情報分析の技術にも応用される。芸術分野ですら読書技術教育の中で培われた技術が適用されるのである。欧米各国で名称は異なるが、読書のための技術はほぼ同じである。さらに欧米の読書技術教育では、ただ「読む」だけでなく、読後に必ず作文(小論文)を科せられ、最終的に自分自身で本に向き合い、自分の考えをまとめ上げることを要求される。アドラーの「本を読む本」は、日本の国語教育の中で実施されていない欧米式の読書技術教育の本質を、非常に分かりやすく説明している。本書は、教養人の必読書にとどめるべきではなく、日本の国語教育をどのような方向へ持って行くべきかについての、有効な資料として活用すべき本である。
大変参考になる技術論
読書の「技術論」です。こんな本が1960年代に書かれてたこと
が純粋な驚きでした。
「楽しいからする」読書は、読み方も自由だ。しかし、効率的に書か
れていることを読み取ったり、いろいろな意見や主張を比較しながら読
み進める読書というのはそれなりに「技術論」を押さえておくというの
は重要。
本書は、そんなニーズをお持ちの方に一読をお薦めします。この通り
にやる必要は必ずしも必要ありませんが、本というのはすべからく1ページ
から順に読んでいくという読み方に何の疑問を持たずにきた人もぜひ
一読を。
「フォトリーディング」の講座を受講した人は、講座の中で聞いたと
思いますが、この本は何を隠そう「フォトリーディングホールマインド
システム」のネタ本なのです。




