子殺し 猪木と新日本プロレスの10年戦争
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #23600 / 本
- 発売日: 2009-07-17
- 版型: 単行本(ソフトカバー)
- 287 ページ
エディターレビュー
内容紹介
元「週刊ゴング」編集長が世に放つ衝撃作。98年以降のマット界の暗黒はなぜ起きたのか。専門誌編集長として業界のすべてを知る立場にあった著者だけが書ける、大仁田参戦、小川vs橋本、総合格闘技の「プロレス喰い」、幻の「ヒクソンvs長州」。団体の迷走と読者の狭間に立たされた苦悩を軸に、プロレスの「本質」を描き切る。新日本プロレス史に残る「暗黒時代」の真実といまはなき「週刊ゴング」への墓碑銘。
内容(「BOOK」データベースより)
新日本プロレスの長き「迷走」を描き切る迫真のドキュメント。
著者について
金沢 克彦 (かなざわ かつひこ)
プロフィール 1961年北海道生まれ。青山学院大学経営学部卒業後、1986年新大阪新聞社に入社、『週刊ファイト』記者となる。1989年、日本スポーツ出版社に入社し『週刊ゴング』編集部入り。新日本プロレス担当記者として頭角を現わす。
1999年『週刊ゴング』編集長に就任。マット界の主力選手と公私にわたりつきあうことで業界随一の情報網を築き、また新日本プロレスの現場監督、長州力に最も近い記者としても知られた。
2004年日本スポーツ出版社の経営陣交替を機に編集長を辞任、2005年に同社を退社。現在はテレビ朝日系「ワールドプロレスリング」、スカパー!「サムライTV」などの解説をつとめるかたわら、各種媒体へフリーの立場から寄稿している。
カスタマーレビュー
寸止め感はあるが、貴重な肉声満載
思いのほか面白い本だ。あのGKの本なのでもちろん暴露本なわけはないのだが、さりとて表のストーリーに依拠した内輪の話に終始するのでもない。1990年代以降の新日本プロレスがどういうダイナミズムで動いてきたのか、そしてある意味で「新日神話」を崩壊に導いたともいえる格闘技へのベクトルがどのような思惑のもとに生まれたのかが、当事者たち(とくにレスラー)の肉声満載で実に上手く書けている。永田、中西ほかアマレスベースの選手の格闘技戦での闘いぶりには大いに失望した記憶があるが、この本を読めばなぜ彼らがそんな闘いに足を踏み入れざるを入れなかったのかもよくわかる。だから本書のタイトルは「子殺し」なのだ。
買って読むに値する傑作
筆者の愛称はGK。「週刊ゴング」の金沢を指すこの愛称は、多分に「プロレスマスコミ内の腰巾着」という意味の揶揄を込められていたと思う。そんなGKが書いたプロレス本に全く期待などしていなかったが、それはいい意味で裏切られた。これは、アントニオ猪木という「百獣の王」によって、プロレスラーとしての真の大成となることを阻まれた橋本真也・永田裕志・藤田和之・石沢常光への鎮魂歌であり、大仁田厚・長州力への感謝状である。すばらしい。プロレスが好きだった人にはたまらない内容となっている。そして、あのGKにこれだけの本を書かせた宝島社のK編集者も見事。読むべし!
暴露本を超えたドキュメント&ノンフィクション
プロレス書籍というものは最近、まったく読む気にはなれなかった。
選手による自身に都合のいい自叙伝(もちろん、ゴーストライターによる)か、
業界からドロップアウトした元マスコミ、元フロント、元選手による暴露系ばかり。
そこで、初めてプロレス本の枠をGK金沢氏が超えたように思う。
他のジャンルのスポーツ・ノンフィクションさえ超えているのではないだろうか?
業界マスコミの第一人者が描く大仁田、橋本、長州、永田、藤田、カシンの生き様。
こんなにもプロレスラーの心情を真っ直ぐに捉えた作品は過去に例を見ない。
熱くなり、感動して、ドキドキしました!
プロレス書籍史上、最高傑作と言っていいと思います。




