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メメント・モリ

メメント・モリ
By 藤原 新也

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おすすめ度:
(37 カスタマーレビュー)

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  • Amazon.co.jp ランキング: #93462 / 本
  • 発売日: 1990-05
  • 成分: Example Ingredients
  • 版型: 単行本
  • 174 ページ

エディターレビュー

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書名の『メメント・モリ』とは、「死を想え」という意味で、ヨーロッパ中世末期にさかんに使われたラテン語の宗教用語だ。この本には、著者の短いコメントが付けられた74枚のオールカラー写真が収められ、生の光景に潜む無限の死の様相が極彩色で提示されている。たとえば、「ニンゲンは犬に食われるほど自由だ」とのコメントがつけられた写真には、荒野に打ち捨てられたヒトの死体を野犬が貪るように食らい、それをカラスが遠巻きにしている光景が写し出されている。また、大河のほとりで遺体の野焼きをしている光景には、「ニンゲンの体の大部分を占める水は、水蒸気となって空に立ち昇る。それは、雨の一部となって誰かの肩に降りかかるかもしれない。何パーセントかの脂肪は土にしたたり、焼け落ちた炭素は土に栄養を与えて、マリーゴールドの花を咲かせ、カリフラワーをそだてるかもしれない」と、少し長めのコメントが付けられている。
もちろん、著者の提示している生と死がヒトに限定されるものではなく、他の生物や山川草木を含む、いわば森羅万象の生死を意味していることは明らかだ。この本に収められたすべての光景とコメントは、私たちの今生の「生」は、生と死が交錯する危ういバランス上で辛うじて生の側に立っているに過ぎないのだ、ということを示唆しているのかもしれない。
著者の藤原新也は1944年生まれ。アジア各地を400日漂白した記録『全東洋街道』で1981年度の毎日文化賞を受賞した。(水戸義継)

内容紹介
■生と死を謳う現代の聖典、メメント・モリ、大刷新!
一瞬で情報の入れ替わるこのむなしい時代を、長きにわたって読みつがれてきたロングセラー。
いま、絶望の時代を生き抜くべく、新たな言葉と写真の牙を研ぎ澄まし、新登場!

衝撃の刊行から25年。多くの才能に影響を与え続けてきたロングセラー作品が、
「21世紀エディション」として生まれ変わりました。カバーデザインを一新。
20点以上の新たな写真とコピー、「銀字印刷」によって綴られた言葉が、新たな歴史を刻みます。

内容(「BOOK」データベースより)
一瞬で情報の入れ替わるこの空しい時代を、25年間の長きにわたって読みつがれてきたロングセラー。いま、絶望の時代を生き抜くべく、新たな言葉と写真の牙を研ぎ澄まし、新登場!新・写真22点、コピー21点。