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こんなとき私はどうしてきたか (シリーズ ケアをひらく)

こんなとき私はどうしてきたか (シリーズ ケアをひらく)
By 中井 久夫

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13 新品/中古品価格 ¥ 1,498

おすすめ度:
(9 カスタマーレビュー)
「希望を失わない」とは、どういうことか。
初めて患者さんと出会ったとき、暴力をふるわれそうになったとき、“回復に耐える力”がなさそうなとき、私はどんな言葉をかけ、どう振る舞ってきたか ——。当代きっての臨床家であり達意の文章家として知られる著者渾身の一冊。ここまで具体的で美しいアドバイスが、かつてあっただろうか!

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  • Amazon.co.jp ランキング: #164999 / 本
  • 発売日: 2007-05
  • 版型: 単行本
  • 233 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
本書は、ある病院の研修会で中井久夫氏が話した内容をまとめた
ものです。
 
中井氏は現代ギリシャ詩やヴァレリーの名翻訳家、あるいはルネッサンス型博識
を織り込んだ香気あふれる文章家として知られていますが、一方で、きわめて実
務的な「現場の人」であり、「身体の人」でもあります。

本書でも、暴力をふるう患者さんを抑える方法、誰からも文句の出ない病棟編
成の仕方、「患者に初めて出会ったときの第一声はどうするか」「隔離室から出
るときにはなんと言うか」等々、さまざまなアドバイスが、これまでの中井氏の
イメージを覆すようなエピソードとともに語られます。

"きれいごと"でないアドバイスは美しい。そして、真に臨床的な人だけが持つ
「希望を失わない力」を感じていただければ幸いです。

*巻末の索引から「気になるセリフ」を見つけて、そこから読み出すのも一興で
す。付録の「精神保健いろは歌留多」も妙に楽しい。

内容(「BOOK」データベースより)
はじめて出会ったとき、暴力をふるわれそうになったとき、退院が近づいてきたとき、著者は患者さんにこんな言葉をかけてきた―本書は、二〇〇五年六月~〇六年十月まで、兵庫県の有馬病院でおこなわれた「医師・看護師合同研修会」での講義内容をまとめたものである。

カバーの折り返し
[本文より]............
驚くべき病的体験、たとえば世界が粒々に分解するというような、
まだ誰も報告していない現象を話してくれる患者がいたとします。

その彼が友達と映画を観に行ったり、ベースボールをしたり、喫茶店に行ったり
したことを、私は驚くべき病的体験の話よりも膝を乗り出して興味をもって聴け
るか。

----じつはそれは、医学部に入ってから何十年経った人間、医者の世界で生きて
きた人間にはとってもむずかしいことです。

この点は、ナースの世界はそれほどではないかもしれない。あるいは、たいてい
の患者はナースが健康な面に光を当てているからこそ治るのかもしれません。