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オプティミストはなぜ成功するか (講談社文庫)

オプティミストはなぜ成功するか (講談社文庫)
By マーティン・E.P. セリグマン

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You can significantly improve your life -- starting today -- with the power of

Learned Optimism

In this groundbreaking national bestseller, Martin E.P. Seligman shows you how to chart a new approach to living with "flexible optimism." Drawing from more than twenty years of clinical research, Dr. Seligman outlines easy-to-follow techniques that have helped thousands of people rise above pessimism and the depression that accompanies negative thoughts and build a life of rewards and lasting happiness. Learned Optimism shows you how to:

  • recognize your "explanatory style" -- what to say to yourself when you experience set-backs -- and how it influences your life
  • boost your mood and your immune system -- with healthful thoughts
  • help your children to practice the thought patterns that encourage optimism
  • break the "I-give-up" habit with Dr. Seligman's ABC techniques
  • change your interior dialogue and experience the astonishing positive results


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    • Amazon.co.jp ランキング: #10261 / 本
    • 発売日: 1994-02
    • 版型: 文庫
    • 401 ページ

    エディターレビュー

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       日本にも「笑う門には福来る」といったことわざがあるように、楽観主義が現世における成功の大きな鍵になることは、洋の東西を問わないようだ。われわれは、日常生活においても自信をもって事に臨むことがいかに大切か、大なり小なり経験的に知っている。本書は、それを心理学という科学的見地から実証的に説明している。

       まず、世の中のオプティミストとペシミストの例を挙げながら、ペシミストがいかに失敗に陥りやすいかを解説する。その過程で、過去に行ったさまざまな心理テストの結果を織り交ぜたり、ときにそれを読者に対して実際に行わせたりすることで、結論の説得性を高めている。なかでも過去のワールドシリーズで勝者となった選手や、選挙に勝利した大統領のコメントなどに着眼し、各人またはチームの楽観度を測り、そこから成功との相関性を探ろうとする試みが非常に興味深い。

       また、この手の本にありがちな不必要に派手な表現の引用や、飛躍した論理構成で読者を引きつけることはいっさいしない。そこには、あくまで事実と推論を明確に区別しながら、ひとつひとつ淡々と論理を展開する学者としての姿勢があり、ゆえに読者に「なるほど」と思わせしめる迫力がある。

       アングロサクソン的な優勝劣敗の論理が日本にも浸透しつつある昨今、著者が説き明かす勝者になるためのノウハウは、決してスポーツ選手など一部の人たちに限ったものではない。オプティミズムは才能や意欲と等しく重要な成功要因であり、広く一般の人たちも身につけることができる。(舎利子じみい)

    内容(「BOOK」データベースより)
    米国大統領、成功したスポーツ選手に共通すること。それは、彼らがオプティミストだということだ。楽観主義は才能や意欲と同じくらい重要な成功要因で、学習すれば身につけることができる。考え方を変えれば人生は変わる。現代心理学に革命をもたらした画期的思考法、オプティミズムを科学的に説き明かす。

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    Martin Seligman, a renowned psychologist and clinical researcher, has been studying optimists and pessimists for 25 years. Pessimists believe that bad events are their fault, will last a long time, and undermine everything. They feel helpless and may sink into depression, which is epidemic today, especially among youths. Optimists, on the other hand, believe that defeat is a temporary setback or a challenge--it doesn't knock them down. "Pessimism is escapable," asserts Seligman, by learning a new set of cognitive skills that will enable you to take charge, resist depression, and make yourself feel better and accomplish more.

    About two-thirds of this book is a psychological discussion of pessimism, optimism, learned helplessness (giving up because you feel unable to change things), explanatory style (how you habitually explain to yourself why events happen), and depression, and how these affect success, health, and quality of life. Seligman supports his points with animal research and human cases. He includes tests for you and your child--whose achievement may be related more to his or her level of optimism/pessimism than ability. The final chapters teach the skills of changing from pessimism to optimism, with worksheet pages to guide you and your child. --Joan Price


    カスタマーレビュー

    父上を救い、自分の悲観主義を克服しようとするセリグマン博士5
    セリグマン博士の父上は非常に優秀な方だったのですが、脳梗塞を患ってから極度の無気力に陥り、うつ病になり、
    人生になんの希望も抱けない人になってしまいました。
    その父上を救いたいという強い願いで心理学者となって、「楽観主義の心理学」を唱えるセリグマン博士自身が
    実は、自らの悲観主義を乗り越える戦いをしている方です。

    学習性無力感と学習性楽観主義(原題のLearned Optimismはこの意味です)というと、
    難しく聞こえますが、
    悲観主義者が「自分がなにをやってもむだだ」という無力感を「学習」(身につける)のと同様に、
    「楽観主義」も身につけられるものだというのが、セリグマン博士の提唱していることです。精神科医等の専門家や薬物療法に身をゆだねるしかないのではなくて、
    人間は自分で自分を変えられるという主張でもあります。

    悲観主義の人の特徴は、1)ずっとこういう悪い状態が続く(永続性)、2)なにをやってもうまくいかないだろう(普遍性)、3)個人性(私が悪いのだ)、
    というものですが、楽観主義の人の特徴は、簡単に言うと、
    たまたま今悪い条件が重なっているだけで、こんなことがずっと続くわけがない、と思う人です。
    ただ、博士は、
    ●悲観主義の人は楽観主義の人より、より賢く現実を正確に把握していることが証明されている 
    ●楽観主義者は現実を都合よく解釈し、責任感が弱いという弱点がある、
    と指摘していて、
    「私たちは、やみくもな楽観主義でなく、しっかりと目を開いた柔軟な楽観主義を望んでいるのだ」と本書を結ばれています。

    博士の新刊「世界で1つだけの幸福」では、”フロイドを超えた天才”と呼ばれる博士の神髄が解き明かされています。
    多くの心理学の本を私も読んできましたが、上記の本で本当の幸福への確実な一歩を踏み出すことができると思います。

    日本では楽観主義と責任感が重要5
    著者はペンシルバニア大学教授で、心理学界の第一人者として次々と新理論を発表し「フロイト以来の革命的理論家」と評されている人物である。「学習は褒美か罰をもたらす時にのみ起こる」という学習理論に対し、自分が何をしても状況が変わらない時に「無気力状態:自分の行動が無駄であること」を学習することを証明した。

    そして、うつ状態が先の「無気力状態」と同様学習により習得されたものであり、人生における成功がその人の楽観度・悲観度、特に、悪い事柄に対する説明態度(特に永続性)と反芻度(何度もクヨクヨすること)により大きく左右されることを証明した。また、オプティミストが生保のスーパー・セールスマン、スポーツでの勝率、アメリカ大統領選や上院議員選挙等においても有効であることを検証している。

    但し、著者は何が何でもオプティミストが良いと言っている訳ではない。ペシミストは現実を正確に把握する能力に優れており、経理係、公認会計士、安全管理技術者等の職業的ペシミストに対する適性は高い。つまり、重要なのは、個人でも組織でも、楽観主義と悲観主義を柔軟に使い分けることである。

    本書には簡単な自己診断テストと悲観主義から楽観主義に説明態度を変えるためのテクニック(ABCDE)が載っている。困った状況:Adversityが思い込み:Beliefを招き、結果:Consequenceを生む。そのため、自分の悲観的な思い込みに対し、反論:Dispulationし元気付け:Energizationすることが有効である。反論のポイントは、証拠はあるか?別の考え方ができないか?思い込みが本当だった場合それはどんな意味を持つか?(そんなに致命的なのか?)その考え方は有効か?(自分にとってプラスか?)である。

    但し、本書はとてもアメリカ的な本なので、悲観的な国民性の日本においては責任感と楽観主義のバランスが重要だと思う。

    テスト付き3
    気楽に読み始めましたが、内容は深く、セリグマン博士の研究結果を総動員しているものです。
    3部に別れているのですが、1部は悲観主義について詳しい説明がなされています。
    さらに、本文中のテストで自分の楽観度と悲観度が測れるようになってます。思わず真剣にやってしまうことでしょう。

    2部は保険外交員を例にして楽観主義が及ぼす効果を詳しく述べています。
    その他、子供時代における楽観主義と悲観主義の考察等々、
    多岐にわたる分野で楽観主義の良さを説明しています。
    それにとどまらず、楽観主義が成功を呼ぶのか、成功が楽観主義を呼ぶのかといった命題にも取り組んでおり、
    かなり信頼のおける著書になってます。

    最後には、悲観主義をどう楽観主義に変えるのかを具体例を示して改善させる方法まで載っています。
    自分が重度の悲観主義であると考える人にとっては大変参考になると思う。
    ぜひ、最後の訓練を実践してみて欲しい。